海外進出物語 -RWは海をこえる-


 

 

ここはデザイン会社リアルワークス。

 

 

 

仕事に一切の妥協を許さないハイパーな凄腕達が日々しのぎをけずって働いている。
そのハイパーな会社では月に1度ミーティングが行われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのミーティングでは、それぞれがデザインに対する熱い想いをぶつけ合う。

そうすることで企業としてクオリティの底上げをめざしているのだ。

 

 

今日の議長は「超新星WEBデザイナー」こと佐々木女史…。

彼女もまたデザインには妥協を許さない熱い女だ。

彼女が今回の議題をおもむろにガラスに書き込んだ。

 

 

 

 

 

そして熱い討論が始まった。

[えー今回の議題は社員旅行でぇす。会社の金で旅行へ行きたいでぇす。]

 

 

 

 

あきらかに「社内旅行」と書き込んだ彼女の目はマジだった。

マジにヤバい目をしていた…。

 

社内を旅行…それでは単なるお泊まり会だ。

 

 

 

 

 

「旅行かぁ〜♪熱い温泉、情緒溢れるアジアの国々、ヨーロッパなんかもいいなぁ〜えへへへ…。」

 

 

 

 

 

 

バカが食いついた。

 

 

 

 

 

「いーや!やっぱ南の島!!南の島がいい!!南国万歳!!!」
「きまりきまり!!グアムなんてどうです!?」

 

 

 

 

 

 

『おいお前ら。何の話だそれは。この会議はそういう内容を討論する場じゃないだろ。』

 

 

 

 

やはり経営者はひと味違った。

まともな思考を持つ彼にはそんな浮かれ話は通用するはずがなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

『つうかよぉ…』

 

 

 

 

 

『そぉぉ〜』

 

 

 

 

 

『ゆぅ〜話はぁ〜』

 

 

 

 

 

『プレゼンしてもらわないとぉぉおお!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

バカは1人ではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「 指を突き出した衝撃でメガネのフレームが裂けた!?奇跡だ!!!」
「あ、いや…それはさておき……ぷ、ぷ、プレゼンだってぇええぇえええ!?」

 

 

 

ここは凄腕達がしのぎをけずるわが社。

どんな提案もまずプレゼン。

そうやって個々のプレゼン能力も養って行くのだ。

 

 

 

 

(いや待てよ…てことはプレゼンで認めさせればいいんだな?これはチャンスだ!!)

この男、口の上手さには異様なまでの自信があった。

「分かりました。ではあなたを屈服させるグアムの魅力…なんとしてもお伝えしましょう。」
「そうと決まればまずは資料集めに行かせて頂きます!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「佐々木ぃぃぃ!ここは任せたあぁぁああ!!」

 

『え、ちょ何!?急に何!?プレゼンとか冗談…って佐々木さんこわッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

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「さてと…そろそろ出発だな」

 

 

 

 

 

 

「かならずやグアムの魅力をやつに伝えるぞ!その為には現地で情報を集めるのが一番!」
「そして…会社の金でグアムに行ってやるんだ!!」

 

 

“グアムに行く為にグアムで情報を集める”という素晴らしいアイデアが彼にはあったのだ。

 

 

 

「れっつらごー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼は一切ムダの無い動きでグアムへと飛び立ったのだった…。

 

 

 

 

 

 

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そして、現地にて情報を集めに集めた3日後…

 

 

 

 

 

「それでは私の得たグアムの魅力…存分に貴様らに解説いたしましょう。」
「貴様らのような輩にも伝えられる様にしっかりと目に焼き付けて来ましたから。」
「このプレゼンで貴様らはグアムの虜になること間違いなしですよ。あっはっはっは!!」
「それでは…いざ!ハファデイ!!!!!」

※ハファデイ:グアムでいう「こんにちは」の意

 

 

 

 

 

「まずグアムといえば免税店!これをお目当てにグアムへ行く人もいるほど。」
「普段は手が出ない様なブランド品もお安く手に入れられるチャンス!!」
「さらに忘れられがちですが、グアムはアメリカ領ですから…もちろん街並もシャレオツベイベーです。」

 

 

 

「そのシャレオツ感といったらもう膝の震えも止まらないレベルです。」
「なんとコンビニの前で座っているだけで、オープンカフェ顔負けの雰囲気!!」
「自然とブラッド=ピットみたいな雰囲気や、匂いが身体から発せられそうですね。」
ただ、初海外の武中は用心深く、首から掛けているこのカバンを肌身離さずもっていた(余談)

 

 

 

「そして広告だってもちろんシャレオツ!!この街にあるからかっこよく見えるだけなのか…。」
「どちらにしても、ただの街の一角で普段は巡り会う事の無いデザインと簡単に出会えます!!」
「デザインの勉強にもなるというわけですね。」

 

 

 

「さらに通りを歩くと、ときおり謎の広告にも出会えます。」
「ラーメン屋なのにビールのイメージごり押し……いや斬新ー!!勉強になるー!!ってか日本語ー!!!」

この挑戦的な広告……少し見習わなくては…。(挑戦的な方ね!)

 

 

「そして店に入れば、日本では出会えない商品の山!!」
「日本にある商品でもサイズ違いや味違いがたくさん!!」
「かっこつけて写真を撮ろうとしたって、その目新しさにニヤけてしまうことは間違いありません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうですか!?」
「早くも興味津々ですか!?驚きで声も出ない様ですね…ふふふ』
「でもまだまだこんなもんじゃないですよー!?グアムなめんなよーッッ☆♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはりというか、さすがというか…ホテルの規模だって日本とは違います!!」
「広いフロアーは奥がショッピングモールに繋がっているうえに、なんとBarまで併設!!」
「とても広いフロアーなので涅槃仏(ねはんぶつ)だって楽々♪お釈迦様も大喜び。」

 

涅槃仏とは:
釈迦が入滅する様子をあらわしたもの。寝仏とも呼ばれる。ほとんどの場合は右手を枕とするか、もしくは頭を支える姿を指す。wikiより抜粋

 

 

 

「チェックインの待ち時間に眠たくなっても安心!!」
「エマニエルなんちゃら夫人みたいなイスでゆっくり待ててイライラなし!!」
「まさにリゾート!!!!」

 

 

 

 

「廊下なんてもう恐ろしい程にキレイ。」
「キレイすぎて、あれ?ここが今日泊まるところ?と思うかもしれません。お間違えのないよう。」
「そして、ながぁ〜い廊下は涅槃仏をするにはもってこい!!!!」

 

 

 

 

「部屋に上がれば、もうたまらないほどシャレオツ!!」
「このシャレた非日常空間で過ごせば、新しいインスピレーションも湧いてくるに違いない!ハファデイ!!」

 

 

 

 

「もちろんバルコニーからは海を一望出来ます。」
「気持ちのいい風に身をさらせば、自然とオーランド=ブルームの様な雰囲気と匂いが身体から(略)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうですか平野社長!!」
「もうやばいでしょ!!?グアム最高ー!!!ってかんじで!!!」
「…ってあれ?あのー…話…聞いてます?」

 

 

 

 

 

 

 

「そしてなんといってもグアムといえば海!!恐ろしい程に青い海に出会えます!!」
「この海で日頃の疲れた心もリフレッシュ!!」
「こんなイケてるシチュエーションで撮影すれば…えーっと…えーっと…あ!!ジョニー=デップ!!!!」

 

 

 

 

「しかもなんとグアムは1年を通して夏!!」
「海できゃぴきゃぴはしゃぐのに時期を見計らう必要はありませんよ!!ジーザス!!!」

 

 

 

 

「涅槃仏もモチロン可。“あのジャパニーズは頭がおかしいのか?”と多少現地人にひかれる程度です。」
「このプライベートビーチならお釈迦様もお忍びで涅槃仏が楽しめちゃいますねぇ♪うふふふふふ…」

 

 

 

 

「涅槃仏でずぶぬれになってもご安心を。ビーチ横には風当たりの良いハンモックが。」
「こちらで服をしっかり乾かしてホテルに戻れば、フロントマンに“このイエローモンキーが!!”と罵られる心配もありません。」

 

 

 

 

 

「風だけじゃ乾かないほど海ではしゃいじゃった!?」
「そんなおちゃめさんも心配ご無用!!ホテルには日当りの良いプールが併設。」
「タオルがレンタル出来るうえにイスがズラリと完備。しっかり乾くまでこちらでひと休みひと休み。」

 

 

 

 

 

「その他にも素晴らしいアート作品でデザイン魂に刺激をうけたり…」

 

 

 

「美しい造りの建物で空間的なデザインの勉強もできたりと、もう文句のつけようなし!!!!」

 

 

 

 

 

「夜だけは少し危険なので、なるべくホテルからは出ずに窓から双眼鏡で下界の様子をうかがう程度にしましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

「これが私の見てきたグアム。最高のグアム。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、いうことで…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「以上の理由により、私は社員旅行はグアムにすることを強く推薦致します!!」

「れっつ、ハファデイ〜!!!」

 

 

 

 

 

『え?何デイ??』

『つーかどうでもいいけど、まさかそんなくだらない事しゃべる為に3日間も休んでたの?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・。」

 

 

『・・・・・。』

 

 

 

 

 

 

「・・・・・。」

『・・・・・。』

 

 

 

 

 

 「えぇ、まぁ…。」

 『えぇ、まぁ…?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『このくそ忙しい時期に…』

 

 

 

 

『何しとんじゃ…ボケェェエ!!』

 

 

 

 

「ひぃやあああああああ!」

※中身のたっぷり詰まったティッシュ箱を全力で投げつけるとそこそこ痛いので良い子のみんなは真似しないでね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ったく。やっと会社に来たと思ったら…なんの話だ!!』
『うちのどこにそんな金と時間の余裕があるんじゃい。』
『さっさと仕事に戻れ!!』

 

 

 

 

『佐々木さんがまじめで変なノリに流されないのが救いだよほんと。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[・・・・・・・。]

 

 

 

 

 

 

 

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ということで今回は残念ながらグアムどころか社員旅行もいけそうにない空気で幕を閉じた海外進出計画でしたが、今年は社員旅行でグアムに行けるぐらい社員一同猛進するつもりでございます。

その為には皆様からのご依頼が必要不可欠。

我々のグアム行きの鍵は皆様の手の中に…。

心よりお仕事お待ち申し上げております!!

もしくは「グアム関係」の案件でしたらお値段も勉強させて頂きますので、そちらも是非ご検討を。

 

それでは最後は皆様ご一緒に!
れっつ、ハファデイ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-A design with love- REAL WORKS スタッフ武中





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